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初心者のための夏の鳥取大山登山 その2~登山編~

2022年8月、鳥取県の大山に登ったときの記録です。ホテルで1泊し、翌朝朝食をいただいていよいよ登山に出発します。
イメージがつかめればと思い、写真もたくさん掲載しました。夏の大山登山(夏山登山コース)を考えている方、自分のような初心者の方に参考になればうれしいです。
前回はこちらです↓

大山「夏山登山コース」の登山口へ

大山には「夏山登山コース(夏山登山道)」と「ユートピアコース」の大きく2つのルートがあります。夏山登山コースが初心者向きといわれています。
自分は登山経験がほとんどないので、夏山登山コースを選びました。
コースについては、鳥取大山観光ガイドでも簡単に紹介されています(こちら)。

朝、ホテルで朝食をしっかりいただきエネルギーも満タン。頼んでおいたお弁当を受け取って出発。
ホテルを出てから歩いて10分弱、午前7時ごろに夏山登山コースの登山口に到着。登山開始です。

鳥取大山、大山夏山登山道の入口。ここから入っていきました。
↑大山夏山登山道の入り口。写真のものとは別に「大山夏山登山口」と書かれたもう少し広めの登り口があるようです。



登山道は基本的に階段状になっていました。最初は歩きやすかったのですが、実はこの階段が厄介で、結構足にきます。
ですので、ストック(トレッキングポール)を準備しておくのがおすすめです。

鳥取大山標高1400mの写真。足場は階段状になっています。これが結構足にきて、なかなか疲れます。
↑登山道を撮った写真がほとんどなく、わかりやすいのがなかったのですが、道はこんな感じでした。ひたすら階段を上っていく、しかも、足元は石とかで安定しない、、、ということで足がかなり疲れました。宿泊したホテルにはストックのレンタルがあったのですが、借りればよかったと何回も思いました 笑

大山「6合目避難小屋」

延々と続く階段に思った以上に疲れましたが、出発から2時間後、6合目にある避難小屋に到着。
自分は利用していないので詳細はわからないのですが、6合目避難小屋には携帯トイレブースがあるそうです。
6合目以降は頂上までトイレブースがありません。ここでしっかり準備を整え、頂上を目指しましょう!

夏山登山口の標高が760mほど、6合目の標高は1350mで、頂上の標高は1709mです。
6合目避難小屋は少し開けた場所になっていて、多くの登山者はこの場所で一休みして頂上を目指します。

鳥取大山、6合目避難小屋の景色。右手の建物が避難小屋です。
↑6合目避難小屋。開けたスペースになっていて、ここで多くの登山者たちが頂上までの準備を整えていました。座って休めるのもポイントです。



頂上までは標高差で残り360mほど。最後もうひと踏ん張りと頑張って歩きました。
6合目を越えてしばらく歩いていくと、高木がなくなってきてだんだんと視界が開けていきます。

6合目にあった案内板には、植生の遷移(移り変わり)について次のように書かれていました。
『特に冬期の風雪の影響を受ける五合目あたりを過ぎると、ブナ林は灌木帯(曲がって背が低くなる)へと変わります。六合目周辺のウリハダカエデ、ナナカマド、サワフタギなどは、成長が阻害され1~2mほどの高さしかなく、七、八合目付近からは、ミヤマイボタ、ヤマヤナギ、ダイセンヒョウタンボクなどの低木に変わります。』

視界が開けてくると景色もよくなり、やる気が出てきました 笑

鳥取大山、7合目あたりの写真。低木が主体となり、視界が開けて気持ち良かったです。
↑7合目あたり。低木主体となり、まわりの景色がよく見えるようになりました。ただ、相変わらず階段状の道に苦労しました…
鳥取大山、7合目あたりからの景色。遠くに日本海?も見えています。とてもきれいでした。
↑7合目あたりから。景色がとてもきれいで、疲れも吹き飛びます。
鳥取大山、7合目あたりから。足場は階段状で、小石が多く、結構疲れました。
↑登山道はこんなかんじです。

頂上へ

大山頂上まであと500m。
↑残り500mの看板。あと少し、頑張ろうと最後のひと踏ん張り。



残り500mで看板が登場します。ここからは長い長い木道を歩いていきました。

鳥取大山、山頂付近のようす。最後はひたすら木道を歩いて行きました。大山の山頂付近にはダイセンキャラボクなど貴重な植生が広がり、保護するために木道の上を歩いていきます。
大山頂上付近。ダイセンキャラボクなど、植生を保護するように木道が設けられています。ひたすら歩いていきます。
↑植生を保護するように木道が設けられています。ひたすら歩いていきます。


午前10時過ぎ、頂上に到着しました!頂上までは6合目避難小屋を出発して1時間ほど、夏山登山口から3時間ほどでした。

大山山頂。標高は1709mです。登山口からおよそ3時間で到着しました。
ホテル大山しろがねでいただいた登山弁当。疲れたからだにとてもおいしいお弁当でした。山頂のデッキスペースでいただきました。
↑頂上にはデッキスペースがあり、そこでホテルでいただいたお弁当を食べました。頂上でいただくお弁当は本当においしい…
鳥取大山山頂からの景色。中央に見えているのは「頂上避難小屋」です。トイレや売店もあります。
↑頂上のすぐ近くには「頂上避難小屋」があり、トイレと休憩スペースがあるほか、お土産やカップ麺、飲み物などの販売もありました。



天気も良くてとても気持ちがよく、頂上で1時間近く過ごしたのではないかと思います。
下山時は、上りのとき以上に階段が足にこたえました。次回からは絶対にストックを持っていこうと思います 笑
11時くらいに頂上を出発し、登山口に戻ってきたのは13時30分ごろでした。

7時に出発したので、計算してみるとこみこみで6時間30分の大山登山となりました。
道中は階段が続く道のりにかなり疲れましたが、視界が開けてからの景色と頂上でいただいたお弁当に元気をいただきました。
ストックを用意してまた挑戦したいと思います!

下山していただいたケーキ。甘いものがとてもおいしかったです。
↑下山して「大山参道市場」いただいたケーキとアイスカフェオレが大変おいしかったです。