アイキャッチは夜のアヤソフィア。ライトアップされて日中とはまた違った雰囲気です。こちらも美しい・・・。
トラブゾンから長距離バスでイスタンブールのアジアサイド、ハレムガラジュに到着し、そこからフェリーでボスポラス海峡を渡りました。安宿のあるヨーロッパサイドにベッドを確保し、イスタンブールでの日々が始まります。前回の記事(トラブゾン~イスタンブール)はこちらです
スルタンアフメット地区
宿はスルタンホステルという名のユースホステルで、ドミトリーは広い部屋に2段ベッドが何十台か並べてあるだけの極めて簡素なものだったけれど、日中はイスタンブールの街を歩き回り、夜寝るために戻ってくるような感じだったからそれで必要十分だった。
ヨーロッパサイドにとった宿からはアヤソフィアやブルーモスクが歩いてわずか5分程度の距離にあって毎日のように訪れた。
この辺りは旧市街、スルタンアフメット地区と呼ばれている。
博物館となっているアヤソフィアには入場に20リラが必要だったのだけどブルーモスクはなんと無料。
今もお祈りに使われていて、時間になれば街の人たちが集まってくる場所でもあった。
特にブルーモスクは無料というのもあって何度か足を運んだのだけれど、中に入ると重厚な外観からは想像がつかないほど大きな空間が広がっている。
地上から天井のドームまでは数本の大きな柱で支えられているだけでまったく仕切られておらず、また、壁面のステンドグラスから光が差し込んでくるのがとてもきれい。
ほかにもボスポラス海峡を眺めに行ったりグランドバザールへと出かけたり、そういった観光名所のようなところも楽しかったけれど、いろんな歴史を感じるからだろうか、なんでもないところでもイスタンブールは歩いていて楽しい。
毎日あちこちを歩いて過ごした。
イスタンブールから西へ
トルコに入って気が付けば季節も10月となっていて、イスタンブールにも1週間近くいたのかな。そろそろ進んで行かなければ。
実は出発前、日本にいる後輩と「11月にローマで会おう!」という適当な約束(?)をしていた。
なんというのか、海外で待ち合わせするなんて面白そうだということでそういう話をしていたのだけど、今は10月でトルコのイスタンブールにいて、11月にローマというのは実際時期的にも無理がなさそう。
ということでほんとにローマで待ち合わせしようということになり、そういうこともあってイスタンブールを離れることにした。
バスターミナルはトルコ語でオトガルと呼ばれており、ヨーロッパサイドのオトガルへはスルタンアフメット地区からは距離があるためトラム(路面電車)と地下鉄を利用することになる。
広大なオトガルには例によってたくさんのバス会社がチケットカウンターを出している。
なんとなく気になったMetro Turizm社のカウンターで、ギリシャとの国境に一番近い街までのチケットを買った。
こちらに続きます!