アイキャッチはアルマトイを通る幹線道路から
こちらからの続きです(中国出国 カザフスタンへ)
ウズベキスタンビザ
アルマトイではまずウズベキスタンビザの発給を申請した。
ウズベキスタンはカザフスタンの南方に位置する。
ビザの申請から発給まで5日ほど要するという話を聞いていたから、とりあえず早めに申請しておこうと考えた。
このとき、大陸横断のルートとしては大ざっぱにカザフスタン→ウズベキスタン→カザフスタン→アゼルバイジャン→グルジアと考えていた。
なんでこんなちょとややこしいかんじ(カザフスタン再入国あたり 笑)になっているのかというと、
・ウズベキスタンに行きたい
・カスピ海をフェリーで渡りたい
という夢があったからで、カスピ海横断フェリーがカザフスタンのアクタウという港から出ていて、アゼルバイジャンのバクーへ渡ることができた。
なので、ウズベキスタンに行きかつカスピ海をフェリーで横断しようとすると、カザフスタンに再入国する必要があった。
というわけでとりあえずはウズベキスタンへ!
1泊1500円のアルマトイの中では格安の宿から大きな公園を渡り、歩いておよそ15分ほどでウズベキスタン領事館に着く。
散歩がてら行ける距離にあるのはありがたい。
ビザの申請を無事に済ませ、あとは発給を待つばかりとなって、アルマトイでのんびり過ごすことにした。
特に何をするでもない日々で、例の近くの公園でのんびりしたり、大きなショッピングモールに出かけてみたりゆるゆると過ごしていた。
なんというか、だんだんと旅が長くなってくると観光名所みたいなところにあんまり好奇心がなくなってくるような気がするのだけど、自分だけだろか。
コロッセオやサグラダ・ファミリアとかは前のめりに観に行ったけれど 笑
ポロ(プロフ)が食べたい・・・
ただ、1つだけ、中央アジアの伝統料理ポロ(プロフ)を食べてみたかった。
毎日ほっつき歩きながらポロを探し求めてみるけれど、ハンバーガーショップはたくさんあるのにプロフは見あたらない。
そんなある日、ここならあるかもと出かけたのが宿から歩いて20分ほどの場所にある市場だった。
広い市場を、ポロはないかとさ迷い続けて、ようやく発見!
念願のプロフはほんとにおいしかった。
スープで炊いたごはんには味がしっかりめについていて、どうやったらこのお味が出せるんだろうって思うようなおいしさが凝縮されたかんじ。
さっぱりしたトマトやタマネギとの相性も抜群。出合えてよかった・・・!
きっとあのめちゃ大きなお鍋でつくるからこそのおいしさもあるんだろうな。
そんなわけで大きな目的を達成し、ビザも無事に発給された。ウズベキスタンを目指し、国境に近いシュムケントに行くことにした。
次は、シュムケントからウズベキスタン国境へと向かいます