屋久島

屋久島トレッキング おすすめの服装・装備 持ち物など

屋久島にトレッキングに行きたい!でも、いざトレッキングしてみようとなったときに、どんな装備で行ったらわからない、何を持っていったらいいのかわかない、あると便利なものとかあるんだろうか?いろいろ疑問が出てくると思います。

ということで今回は、自分の屋久島トレッキングをもとにそのあたりをご紹介できればと思います。何かのお役に立てたら幸いです。

この記事では

① 屋久島トレッキングの服装
② 装備・持ち物
③ あって便利だったもの
を紹介していきます

屋久島トレッキングの服装

まずは、夏でも虫対策なども含めて手足を隠せるようにしましょう。アブがいるのであんまり肌が出ていると格好の的になります・・・。

夏場は半袖のシャツに、上から着られるウィンドブレーカー(自分はレインウェアで代用しました)などがあるとよいと思います。また、長袖の服を持っていると、気温が下がってきたときに温度調節ができるので必須です。

屋久島の気候はかなりダイナミックに変化します。冬には防寒が必要になりますし、夏でも雨が降ると気温も低下し寒く感じます。

同様に長ズボンでなくてもハーフパンツの下にスパッツをはくなどして、肌の露出を控えましょう。
また、夏場は陽射しも強く、帽子もあるとよいかと思います。

また、後述しますが屋久島はほんとに雨がよく降ります。ウェアやシューズも雨のことを必ず意識して準備しましょう。

必須の装備・持ち物

トレッキングシューズ

シューズはしっかりとしたトレッキング用のものを使いましょう。木道などが整備されている場所ばかりではないし、急な勾配もあります。雨が多いのでぬかるみにも注意が必要になります。また、木の根の上を歩くこともあるのですが、これが結構滑ります。

雨については「屋久島では月に35日雨が降る」とまで言われています。非常に雨が多い島です。雨対策は必須です。長時間歩き続けるトレッキングで、雨に見舞われて靴の中がびしょびしょ・・・、だと結構つらいと思います。防水仕様のトレッキングシューズがベストかなと思います。個人的にはゴアテックスのトレッキングシューズがおすすめです!


長くなってしまったのでトレッキングシューズについてこちらにまとめ直しました。
よかったらご覧ください↓

いろいろなメーカーから出ていますが、メレル(MERRELL)、キャラバン(caravan)、モンベル(montbell)、ノースフェイス(THE NORTH FACE)などが有名です。

日本人は足幅が広めの人が多く、もちろん自分の足と相談ですが、靴幅がワイドなものを選べるのもありがたいです(多くはないですが)。商品説明にある「ミッド」はミドルカット(ミッドカット)であることを示します。

屋久島では、もちろんどのコースを行くかによりますが、初心者の方にはミドルカット以上のものが安心かなと個人的には思います。

実際にトレッキングをしていると、山の中で捻挫をしてしまったという方をときどきみかけます。そうなるとそこで帰らないといけなくなってしまいます。せっかく行ったのにもったいないです。足元はしっかり守っておきましょう。

こちらはレディースです。

レインウェア

また、同様にレインウェアも必須です。こちらに関しても、長時間のトレッキングとなるのでビニールの雨ガッパのようなものだと心もとないです(>_<)歩きながら出た汗でカッパの中で結局びしょびしょ・・・、みたいになってしまったらトレッキングも楽しめないと思います。
こちらもシューズと同じ理由でゴアテックスのレインウェアがおすすめです。

レインウェアについてもこちらにまとめ直しました(2020/02/15)
よろしければご覧ください

https://tabishablog.com/yakushima-trekking-rainwear

ノースフェイス(THE NORTH FACE)は言わずと知れたたアウトドアメーカーです。プロモンテは聞いたことがない、という方も多いかもしれません。こちらはHCSという会社のブランドの1つで、同社のブランドでダンロップがあります。こちらはよく聞きますね。

こちらはレディースです。ほかにもモンベルなどいろいろなメーカーから出ています。

ヘッドライト

最後に、こちらはコースにもよりますが、特に朝が早い、夜が遅くなる場合にはヘッドライトも必須です。早朝出発の場合、真っ暗な中を出発することになりますし、山中で泊まる場合や日帰りでも縄文杉まで行く場合には夜が遅くなります。もちろん街灯・電灯などはないので、必要になってくると思います。

こちらも、すっかり長くなってしまったのでヘッドライトの選び方とおすすめヘッドライトをまとめ直しました。よかったらご覧ください

ヘッドライトにもいろいろあり、明るさ(ルーメン数)、電池(バッテリー)のもち、重さ、ライトの角度が調節できるかどうか、などが選ぶ際のポイントとなってきます。このあたりは値段とも関わってくるので、落としどころは人それぞれなかんじです。

ザック

ザックに関しては日帰りのトレッキングの場合20~30リットルもあれば十分かなと思います。1泊2日など山中で宿泊を伴う場合は、寝袋やテント、食料などが必要になってくるので30~50リットルになってくるでしょう。また、ザック用のレインカバーも忘れずに。
自分の場合は1泊2日で42リットルのものを使いました。*ただ、食料はガイドさんが携行してくれています。

また、屋久島ではトレッキングコースのところどころに水が湧き出している場所があり、水にはそんなに不自由しないと思います。たくさん水を持っていく必要もありません。

あって便利だったもの

必須装備とまではいえないのですが、長丁場のトレッキングとなるので、ストック(トレッキングポール)は持って行ってよかったと思いました。

また、足場の悪いところで木の枝をつかんだり、急勾配で四つん這いになったりすることもあったので、手袋も持って行ってよかったです。

ほか、細かいところですが、雨が多い屋久島なのでザックの中のあらゆる物をジップロックやポリ袋に入れて雨対策をしていました。携帯電話もそうですし、携行食もジップロックに入れていました。
実際当日は雨の中のトレッキングとなったので非常に助かりました。

最後に、携帯トイレも持って行ってよかったと思います。山の中ではトイレは限られた場所にしかありません。また、トレッキングも長時間に及びますし、何時間もトイレがない環境です。自分は結局使うことはなかったのですが、たとえ結果使わずに終わっても持っていると気持ちの上でも安心だと思います。

携帯トイレは使用後基本的には持ち歩くことになります。屋久島では、コース内に何か所か携帯トイレブースと使用済み携帯トイレの回収ボックスが設置されています。トイレットペーパー等はないので自分で用意しておきましょう。

大小兼用のものはちょっと大きくてかさばります。自分は、小用3つ、大小兼用1つで1泊2日のトレッキングに臨みました。

とりあえずざっとこのくらいでしょうか。またシューズやウェア、装備などの詳しい紹介もしていけたらと思います。