前編(白谷雲水峡~苔むす森~太鼓岩)はこちらです↓よかったらご覧ください
後編では
4.ウィルソン株
5.縄文杉
6.その他いろいろ
を紹介していきます。
4.ウィルソン株
太鼓岩から「楠川分れ」というところを通っておよそ4時間程度です(ウィルソン株へは荒川登山口からのルートもありますので、あくまで参考でお考えいただけたらと思います)。昔は大株と呼ばれていたのですが、大正時代にこの大株を調査した植物学者ウィルソンにちなんで現在はウィルソン株と呼ばれています。有名なハートの大きな穴が開いた切り株です。
5.縄文杉
ウィルソン株を越えれば縄文杉まであと少し・・・!なのですが、これが最後の難関で、急勾配をひたすら上っていきます。かなりしんどいです 笑
ウィルソン株から2時間程度で到着です。
見立ては様々ですが、樹齢4000年~7000年といわれています。ものすごい存在感です。やはりというか写真では伝わらない部分が大きいので、ぜひその目で見ていただけたらと思います。
自分の場合はこのまま縄文杉近くの山小屋のデッキに寝袋を敷き、満天の星空を見ながら寝ました。翌朝は朝日を浴びる縄文杉を拝み、トロッコ道を通って荒川登山口へ出ました。
6.その他いろいろ
ほかにも道中スゴイ!とか素敵!がたくさんあったので少しですがあげていこうと思います。
屋久杉がすばらしい
屋久島に生育する杉で樹齢が1000年以上のものが屋久杉です。トレッキングの道中さまざまな屋久杉に出会いますが、やはり大きくてすごく存在感があります。
苔が美しい
ふかふかでモフモフの苔が本当に美しいです。日本には1600種の苔があり、そのうち600種が屋久島にあるそうです。多様性からもすごい・・・。
腐朽していく姿も美しい
屋久島の杉は内部に防腐効果のあるとなる樹脂を蓄え、結果ほかにない長寿命です。その樹脂は独特の模様をつくり、普及していくと現れてきます。この模様がまた美しい・・・。
以上ざっと見どころなポイントを紹介してきました。もちろんまだまだここには挙げられていない魅力が屋久島にはたくさんあります。
そのあたりも今後紹介していけたらと思います。
持ち物について書いてみました。なにかの参考になればありがたいです。